美しい輝きを放つ石とは?

宝石は色や輝き、形、形態などが美しいもので装飾するジュエリーとして使用されるもののことを言います。
色が美しいからといって、形が美しいからといって、すべての天然石が宝石となるわけではありません。
現在まで知られている鉱物の数は約3000種類にもなりますが、この天然石がすべて宝石に使われるわけではありません。
宝石として活用されるためには、最低限、美しさ、希少価値、硬度、伝統性、携帯性などの要素を満たす必要があります。
1.美しさ
美しさは、宝石において最も重要な要素となります。
天然石が美しくなければ、それをわざわざ装飾のために飾ったり身に付けたりはしません。
それでは、宝石の美しさとはなんでしょうか。
色の付いていない無色透明の天然石の場合、宝石を照らす光が無色の天然石を通過して出てくるときに生じる光の分散力が大きいほど美しく見えます。
有色の天然石の場合は、その色が濃くて均質であるほど、また、透明であるほど美しい輝きを放ちます。
2.希少性
いくら美しいからといって、その量があまりに多く、誰もが簡単に手に入れることができるものだとすれば、宝石としての価値を失ってしまいます。
ダイヤモンドなど、美しくて希少性が高いものに人々は価値を感じ魅了されます。
3.硬度
多くのお金を投入して購入した宝石が、もし簡単に変質したり欠けてしまったりしたらどうでしょう。
誰もが天然石の硬度と靭性(外力によって破壊されにくい性質)が高いものを好むはずです。
一般的に、モース硬度というものが基準として使用されており、70以上であれば良好とされます。
ちなみにダイヤモンドは1600で、地球上の天然石の中で最も硬いとされています。
4.伝統性
高価で貴重な宝石であるという普遍的な価値を認定されるためには、長い歳月を必要とします。
多くの人々によってその価値が認められるという伝統がなければなりません。
宝石は一つ一つの結晶が固有の特徴を持っています。
これがまさにその宝石だけが持つ神秘的な輝きです。
天然石の中には、軽く磨くだけで宝石として価値のあるものも数多く存在します。
天然石には希少性があり、皆が皆持つことが難しいため、天然石ではない模造石や合成石、人造石なども存在します。